ぼくは人間じゃないんです。

ストレスの捌け愚痴とか、スペクトラム的日常の困りごと

特撮語り 脚本家編

吾輩の趣味は「特撮」でした。でした、というのは、今は昔ほど人生をかけていないというだけのことで、今でも大好きです。リアルタイムを追いかけるのはやめましたが、過去作は未だに時々、見るくらい好きです。

 

なぜ、こんな話をするかというと、今日の夢にシンケンレッドが出てきたからです。これはきっと天啓に違いない。なんて思ったので独断と偏見による、特撮解説をしようかなーと思っています。

 

作品は、たくさんありすぎて解説始めたら一世紀あっても足りないので、とりあえず、吾輩の全盛期である平成時代の特撮の脚本家さんと監督さんを独断と偏見に満ちた解説でお送りしたいと思います。たぶん、誰も見てないから怖くない。

 

さて、では、記念すべき第一回目の平成人はこの方「脚本家・小林靖子」さん。

通称・靖子にゃん。(吾輩の選ぶ)代表作「シンケンジャー」「電王」「タイムレンジャー」「アマゾンズ」

 

もう、本当にこの人の脚本はエグイというか残酷というか。僅かな希望のその一番底辺をハッピーエンドと呼ばせるようなホンを書きます。キャラクターの表現、心情をしっかりと際立たせ、神かと思わせるような絶妙な台詞を出してきます。その作風ゆえ、アンチも崇拝者もたくさんいます。吾輩は、作品によって好き嫌いがあります。小林さんの書くヒロインはとても芯が強く守られることを良しとしません。ライダーも戦隊もどちらも上手く書けますが、個人的には戦隊の方が好きな書き方が多いです。

 

シリアスが好きな人、絶望的なハッピーエンドを見たい人は「アマゾンズ」を

ギャグで笑いたい人、とにかく元気に戦うヒーローを見たい人は「トッキュウジャー」をお勧めします。

 

靖子にゃんと相性の良い監督は「石田 秀範」監督です。

小林さんの絶妙なギャグと石田監督の破壊的センスがぶつかり合ったときの映像は本当に芸術としか言いようのないものになります。いや、これ、ありえんだろ?と、思うのですが、なぜだかそれが成立しているのだから不思議です。