ぼくは人間じゃないんです。

ストレスの捌け愚痴とか、スペクトラム的日常の困りごと

旅行

環境の変化にとても弱い吾輩です。もちろん、それは日常生活においての些細なことであっても、そうで、心理的にというよりも体が先に反応します。

 

そう、お出かけは好きなのですが、「お出かけ」するといういつもと違うことをするとお腹の調子が悪くなり、そして体調を崩します。

本当に困っちゃうくらいに敏感に吾輩の身体は反応します。なので、予定が合ってもそれまで何でもないことのように「全然、気にしていないよ~」と過ごすのですが、(そもそも自分相手に誤魔化しが効くのかって話ですが)前日と当日はとんでもなくグロッキーです。

 

そんな吾輩が久しぶりに遠出を、しかも泊りで!することになったのですが。

 

これが本当に、とんでもなくとんでもないことになりました。

 

旅の日程は至ってシンプルなものでした。

船に乗って目的地に。→目的地を観光。→再び船に乗って帰宅。

普通にどこにも心配要素なんてないように思えましたが、とんでもなかった。

まず、船に酔いました。酔い止めも飲んだし、波も静かだったので恐らく船のエンジンの微振動がダメだったのでしょう。あと、空調が効きすぎていて暑かったのも。吾輩は、暖房器具独特の暖かさが苦手ですぐ具合を悪くします。家でも、暖房を使ったことないです。

とんでもなくグロッキーな状態になりながら、同行者に謝ってしばらく寝ようとしたとき、次のアクシデントが。部屋に乗務員のお姉さんが入ってきて一言

「申し訳ありません、当船でエンジントラブルが発生しまして、帰りの便が欠航になりました。」

・・・・・はえ

思わず、布団から起き上がる吾輩。血の気がさーっと引いて行きました。お腹もとんでもなくグルグル唸っています。

 

え、ちょっと待てよ。帰りの船が出ないってさ、どうやって帰るんだよ。

 

プチパニックです。しかも、船に酔っているし、お腹も頭もグロッキー

 

そうですね、本当に死ぬかと思いました。帰りの代行便やらもないまま、ポイッと放り出された感じでした。

 

一応、観光はしてきましたが、デカい荷物を持ったままだし、帰りの足は自分たちでなんとかしなくてはいけないのでそれもあったし、でなんとも楽しいよりも疲れたが勝った旅行でした。

 

本当に、何とか無事に帰ってきた未だに、お腹はビービーしています。慣れないことってするもんじゃないね!